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水替一考

浄水場に行って当店に配水されている上水道の水質データをもらってきました

最低 最高 平均
水温 7.0 28.4 16.7
0.005mg/L 未満 0.005mg/L 未満 0.005mg/L 未満
硝酸性窒素および
亜硝酸性窒素
0.24mg/L 0.75mg/L 0.39mg/L
亜鉛 0.01mg/L 未満 0.01mg/L 未満 0.01mg/L 未満
0.03mg/L 未満 0.05mg/L 0.03mg/L 未満
0.01mg/L 未満 0.01mg/L 未満 0.01mg/L 未満
ナトリウム 5.0mg/L 11.1mg/L 9.5mg/L
マンガン 0.005mg/L 未満 0.005mg/L 未満 0.005mg/L 未満
硬度(カルシウム、
マグネシウム等)
22mg/L 48mg/L 43mg/L
有機物等 0.8mg/L 1.8mg/L 1.5mg/L
pH 7.1 7.4 7.3
電気伝導度 128.0μs/cm 149.5μs/cm 140.9μs/cm
アルカリ度 28 32 30
硫酸イオン 11.7 16.7 13.7
カリウムイオン 0.9 2.3 1.9
残留塩素 0.3 0.5 0.4
遊離炭酸 2.6 4.4 3.4


こうして見ると植物に必要な栄養分の多くが含まれていることが解ります。
ここには水道水水質基準に規定されている項目しかありませんが、リンとかカリも含まれていると思われます。


ところで「アレロパシー」って聞いたことありますか?

他感作用(Alleropasy)は1937年にH.モリスが次のように定義してます
「ある種の植物が作り出す化学物質が環境に放出されることによって、他の植物に直接または間接的に与える
害作用」
有名なのはセイタカアワダチソウが他の植物の生長を阻害するポリアセチレン類を根から放出していることが知
られています。

最近、アレロパシーは広義に解釈され、植物に限らず生物によって放出される化学物質が、生物に何らかの作
用・変容を引き起こす現象とされてまいす。

知られている植物には、アカマツ,アルファルファ,イチョウ,エニシダ, エンドウ,エンバク,オオムギ,オキナグ
サ,カエデ,クズ,クルミ,クローバー,サルビア類,スイカ,ソバ,チャ,ドクダミ,トールフェスク,トウヒ,ナタネ,
ナラ,ハッカ類,ハルガヤ,ヒマワリゴマ,ブナ,ベッチ類,ペレニアルライグラス,ポプラ,ムクナ類, モモ,ユー
カリ,リンゴ,ライムギ,・・・・・
と、多くの植物に認められています。

では水換えとの関係ですが、水槽に多種多様な水草を植えていると、植物が放出した化学物質が水槽内に蓄積していきます。

中にはホザキノフサモのようにコケ(藍藻)の成長を抑制する有用なものもあるらしいけど(ページ最後にリンク:
こんど琵琶湖でホザキノフサモを採取して当店でも実験してみよう)

それでも阻害作用のほうが怖いですよね
ということで栄養分の補給と化学物質、老廃物の排出を目的に水換えを行うことをお薦めします。


なお水換時の塩素処理にはハイポ(チオ硫酸ナトリウム)を使ってます。
何よりも安いのが一番の理由です。(コストは最後に試算しました)
水道水中の塩素が1ppmの場合には約0.9ppmのハイポを加えれば中和できます。つまり10Lの水に9mg入れ
れば良いわけです。

浄水場のデータでは当店の水道水には平均0.4ppmの塩素が含まれてますので、投入するハイポは10L当たり
3.6mg

私が購入したハイポは60g入りで(88円でした)
10Lあたり1粒ほど投入するように記載されてますが(60Lに5〜6粒)
計量してみると100粒で28gでした。1粒は平均約0.28g(280mg)です。
こんなの10Lに1粒も投入したら入れすぎですよね。
          


そこで使いやすいように1Lの水に3.6gのハイポを溶かした水溶液を作り、水道水10Lあたりこの水溶液1ml
を駒込ピペットで計量し投入しています。

逆算してみると166,000リットルの水道水を、たった88円のハイポで中和できます。
1回に40L水換えしても4000回以上利用できるんですよ。

実際に作られる場合には塩素量を確認してから個人責任で利用してください。


参考
アレロパシー物質の藍藻類に対する増殖抑制効果の解明

http://www.tuat.ac.jp/~hosomi/study/seika/Studies%20Allelopathy.htm

 





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