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照明について

最近はショップに行くと様々な蛍光灯やメタハラなどの照明器具が販売されているため
どの照明が水草の栽培に適しているのか問い合わせを頂くことも多いので
私なりの考察をご案内します

さて植物の栽培に適した光源は
光合成に有効な光を発する物ですよね

これまでは葉緑素の吸収特性に応じた400〜500nmの青い光と
600〜700nmの赤い光をもつ照明が適しているとされてましたが
最近の植物生理学では光合成に有効な光は400〜700nmの光で
この波長域に含まれる光子束(PPF)が大きいほど
光合成は活性化されることがわかってきました
※PPF(光合成有効光子束:Photosynthetic Photon Flux)

光源の種類による照度基準値から光子の量(400〜700nm)への変換計数
(μmol・m-2・sec-1・lx-1)

光源 光子の量
白熱電球 0.019
3波長域発光形蛍光灯 0.014
植物用蛍光灯 0.023
白色蛍光灯 0.013
マルチハロゲン灯 0.013
高圧ナトリウムランプ 0.014
高圧ナトリウムランプ(高演色形) 0.019
水銀灯 0.012

この表のとおり見ると植物用蛍光灯が最も優れているのですが
実用上、電力も評価しなければいけません
現存の人工光源では高圧ナトリウム灯、3波長域発光形蛍光灯、マルチハロゲン灯の順に
1ワットあたりのPPF効率が高くなります

また植物の葉や茎の伸長は
660nm(赤色光 Red)と730nm(遠赤色光 Far-Red)を
中心とする二つの波長域に含まれる光子束比(R/FR比)と密接な関係があり
この数値が大きいと葉や背丈は小さくなる傾向があります
太陽光のR/FR比は約1.1で、最もこの値に近いのは白熱電球、続いてマルチハロゲン灯、
水銀灯、高圧ナトリウム灯、3波長域発光形蛍光灯となります
(一部特殊な栽培用蛍光灯を除く)

水に対して透過率の高い波長の光を出すことを
アピールする蛍光灯などが販売されていますが
400〜700nmの光以外は光合成に有用ではありません

K(ケルビン)数値の高さを意味ありげに表記した物も植物の栽培には無意味です
Kは人間の見え方を色温度で表記した物であり
色温度が高くても光合成に有効な波長の光が多く含まれる分けでは無いからです
日向でも4000〜7000K位です。

したがってこれらの表記は見え方の違いでしかありません
もちろん栽培するだけの用途ではなく鑑賞して綺麗に見えることも大切です

さらにコストも色々です
これらのことを考えて照明を選択いただいては如何でしょうか

当店で使用している蛍光灯は家電売り場で
20Wで2本400円前後の3波長域発光形の安価な物ですが
これで十分に盛んに光合成し気泡をだします



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