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水草と農薬


一時期、水草には毒草があるという話がありましたが
ごく一部の水草をのぞき毒性をもつものはありません。
このような話が出た原因は水草に付着してくる残留農薬が原因と思われます。
水草を生産している農場では害虫や病気を防ぐために農薬は用いられますが、
輸入水草では通関時の検疫対策のため出荷時に農薬に浸漬されています。
某有名大手ファームで使われている農薬を確認したところ、
2種類の農薬を混用していることが分かりました
一種類は哺乳動物には極めて毒性が低く(普通物)、
限られた昆虫にのみに活性が強く、魚毒性もありますが
相当高濃度でなければ問題ないなど、選択性をもつ比較的安全な薬剤です。
通関時に問題となる貝類を処理するために使用されているもう一種類の農薬が問題で
処理目的の貝は当然ですが、エビ、カニ、ミジンコなどにも感受性が高く、
残留農薬でもこれらの生物は死んでしまいます
ただし魚類の寄生虫駆除にも用いられる薬剤のため、
残留農薬量程度では魚類に対し比較的安全といえます
エビに致命的ダメージを与えるのは後者の薬剤と思われますが、
水溶性のため水に浸けることにより、安全なレベルまで残留農薬を減らすことが可能です。



残留農薬の症状

エビが激しく動きまわったり、逆さに泳ぐ、
水面からジャンプするなどの異常行動を示します

もしエビなどの生体に何らかの影響がでましたら
直ぐに大量の水換えと原因となった水草を取り出してください

※出来るだけ多くの水を抜き一気に新しい水に入れ替えてください
温度合わせよりも水替えを優先します



農薬の抜き方(保証するものではありません)
薬害は水草を入れて直ぐに生じることから
水溶性の高い薬剤を使用していると思われます
その為、水にさらし濃度を下げることが出来ます

1.ロックウールは全て取り除く                             
2.大きめのバケツやタライに水を張り水草を入れる。               
(水は多いほど良いです)                           
3.一時間おきに水を全量入れ替える。                       
この作業を3〜5回繰り返してください回数は残留濃度、         
水草の量、水の量によって変わりますが多いほど安全性が高まります 

数日間、水草を浸け置きする方法もありますが、浸け置き中は温度管理 
光、エアレーションによる酸素供給など水草が傷まない環境にして下さい 
当店でも出来るだけ農薬を抜いてからお送りしますが            
目視や臭い等で判別出来ないため                       
前述のとおり悪影響を与える成分が残っていることもあります       
ご留意の程お願い致します                            


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